6月にお知らせで公開したとおり、ミクレニティ株式会社は、中長期的な企業の成長と今後の社員数の増加を考慮し、また、ニューノーマル時代に即した働き方を実践するために、本社を「日本橋小伝馬町」へ移転し、2023年6月1日より営業を開始いたしました。
会社にとってオフィス移転は非常に重要なイベント、新たなステージへの踏み出しとなる重要な節目です。
今回はミクレニティの新オフィスのご紹介と、移転についての経緯や舞台裏をお届けしようと思います。
日本橋新オフィスの全体コンセプトは、「For your Story with MICRENITY」。あなたが思い描いているストーリーを叶えるために我々ミクレニティが存在しています、という意味になります。
そのコンセプトを具体化するために、新オフィスはスタッフにとって通勤しやすい場所はもちろん(旧事務所から2駅違いと近く)、出迎えた際の受付を初め、スタッフが本社に立ち寄ったときに気軽に過ごせるようデザインされたフリースペースをメインに、社内BGMを流す際のスピーカーも音質が良いものにこだわり、社員が興味を持ちそうな本の数々、ホッと一息つけるような癒しを提供するための足湯コーナーなど、全体的になるべく気楽に来れるような空間になるよう設計されています。
ミクレニティ本社が入っているビル「THE PORTAL Nihombashi East」。こちらは高級感のある外観が魅力的な日本橋小伝馬町にあるオフィスビルです。その7階に、ミクレニティのオフィスがあります。
ミクレニティ本社が入っているオフィスビル、THE PORTAL Nihombashi East
そしてこちらが、ミクレニティのエントランスになります。
オフィスのエントランスは、企業の「顔」ともいえる場所です。
グリーンウォールを配置し、間接照明をつけることで上品さを演出しています。また、西海岸テイストをイメージし、海を感じるインテリア雑貨が随所に配置されています。
こちらのグリーンウォールは生活空間やオフィスなどあらゆる環境の植栽、ランドスケープデザインから施工を行っている、植物のプロ集団「SOLSO」にグリーンウォールの制作依頼をおこないました。
(本当に良いですよね〜SOLSOさん、すごくお気に入りですっ)
オープンスペースエリアは、スタッフ自身が各自の状況に合ったワークスタイルを選択できるよう、各エリアにスモールコンセプトをもうけました。
カフェのような「リラックスとコミュニケーション」を促す、コーナーソファやラウンドテーブルエリア。人の存在を感じつつも「作業に集中」するためのセミクローズエリアなど、その日の気分や業務内容によって座る席を自由に選択できます。
(最近は、がっつり作業したいスタッフの要望から外部モニターなども設置されました。)
また、社員が興味を持ちそうな本やアイテムを揃えた棚や、ホッと一息つける足湯コーナー(セラミックボール仕様)やドリンクなど、仕事以外でもリラックスできるような空間になっています。ちなみに、足湯はぬるめ設定です。
こちらは会議室を外側からみたところです。ガラス張りの会議室で、スモーク加工が施されています。
ガラスには、横野がオリジナルでデザインした「For your Story with MICRENITY」のサイン、あなたが思い描いているストーリーを叶えるために 我々ミクレニティが存在していることを表した言葉です。
こちらは会議室の内側の様子。大きなモニターとブレスト用のホワイトボードを設置しています。
そして、会議室の中でひときわ異彩を放つのが、ぽっぽーこと「白い鳩時計」。
会議中に意見が詰まった時でもなごめるようにという代表の横野のアイデアから設置したものです。楽しみ・喜び・エンターテイメント性豊かなサービスを展開する企業ならではの、ぽっぽーといえます。(関係ないでしょうか?)
窓が大きく全体的にとても明るい、陽の光が多く入ってくるオフィスです。こちらもフリースペースと同じく、スタッフ誰もが作業できるよう、至る所にフリースペースが用意してあります。
また、社内BGMをBluetoothで誰でも好きなように音楽を流せるようになっており、少しだけ音質にもこだわって「Harman Kardon(ハーマンカードン)」のスピーカーを設置してあります。
以上が大まかなオフィスの紹介となります。
さて今回、ミクレニティがオフィス移転を行なった理由ですが、長らく続いたコロナ禍の中でオフィスへ出社する社員が以前より少なくなったため、会社としてはしばらく移転は行わない方針でいました。
しかしながら、フルリモートワークをしている社員に「リモートワークをするうえでの悩みは何か」を聞いたところ、「出社とは異なりコミュニケーションがとりにくい」「オフィスに出社して仕事したい」という声があがってきました。また、同僚との何気ない雑談が、実は仕事上のアイデアや情報を得るうえで重要だったことに気づいたという意見も多くあがってきました。
それに加えて、個人情報の漏えいなど情報セキュリティに対する意識もかなり厳しくなっており、事務所の管理体制を見直す必要もでてきていました。
そのような理由から、個々に連絡はできるが、周囲の会話から自然に情報収集していたことが出来なくなっていることに気づき、積極的にコニュニケーションの場を設けないといけないという事を考えるようになり、「利用者同士が交流を図り、コミュニティを形成することでビジネスを後押しする」という、社内と社外のハブ(HUB)となるスペース&機能を兼ね備えたオフィスづくりを提供するために移転する事となりました。
2023年の7月までに移転することを目途に、内装費用の負担軽減を考え、ある程度セットアップされたオフィスが良いとしセットアップオフィスを探し始める。
その間、Instagramで集客をしている不動産関連の企業アカウントを発見し、セットアップオフィス物件を多く扱う会社に数社コンタクトをとる。
いくつかの不動産会社の候補物件を8件までに絞り、内覧を開始する。新オフィスを構築する上で必要な要件を洗い出し、移転目的と合ったオフィスを選定する。
◎「こんなオフィスだったらいいな」とこだわったポイント
1)業務に合った使いやすい空間
2) 「行きたくなるオフィス」
3) モチベーションが上がる快適な環境作り
4)おしゃれかつ開放感のあるオフィス
結果、最後に見に行ったオフィスが内装も気に入って、即申込で決定する。そこは有名企業のオフィスDRAFTさんの事務所が設計されたオフィスですごくテンションが上がる。
本審査開始と同時に、オフィス移転のプロジェクトチームを発足。
内装は、オフィス構築、空間提案と、新品家具・家電のサブスクリプションサービスを行っているデザイン会社さんに依頼する。
まずは、内装デザインにおいて、
1)家具を設置するスペースの図面
2)壁、床、天井の色や素材が分かる、内装の画像
3)スペースやオフィスのデザインイメージや家具のブランドなどに関する要望
これらの情報を元に、内装についてプロジェクトチームで何度も打合せを行う。
オフィス移転までの期間も残り少なくなってきたため、本格的に引越し業務開始。
移転において重要な事項である、
・貸方基準書(工事区分表)
・館内規則
・電話/ネットワーク構成図
これらの作業区分に関して、電気工事が出来る箇所が異なるので、ビル管理会社と調整しながらことをすすめる。特にIPアドレスに関する作業の日程は不慣れもあり、慎重にことをすすめる。それと同時に、家具やレイアウトなどの細かい調整も行う。
2月に作成していた移転作業チェックリストを元に、各種手続きに抜け漏れがないように、担当メンバーと共有し作業ステータスを更新していく。特に提出期限が決められている行政手続は、必要添付書類等を事前に確認しておき、登記変更完了次第速やかに対応できるように、準備を進める。
ついに移転の準備開始!荷物の整頓やいるものいらないものの仕分けなど、梱包業務を行う。この時点では、レイアウトや家具のオーダーは完了しているので比較的落ち着いていました。
ただし、登記や行政手続きの担当者だけは、抜け漏れなどがないかひたすらソワソワしていました。
本社移転に伴う登記申請を行う。その後、本店移転登記が完了し謄本を取得。オフィス移転がすべて完了しました。
最後になりますが、代表の横野から新オフィスについてコメントを掲載します。
〜代表取締役、横野からのコメント「新オフィスについて」〜
数年のコロナ禍に伴い、様々な仕事の場面で「対面」という文化が薄れた中、ようやく新型コロナの5類移行が決まりました。
我々業界は特にPCひとつあれば比較的どこにいても作業が可能なので、対面でなくてもオンラインミーティングや在宅ワークで業務遂行できますが、私を初め、ミクレニティメンバーは“人”が大好きです!
コロナ禍で働きづらい環境であったり寂しい心境であったりで、孤独や孤立感を感じてしまう人も中にはいたように思えますが、弊社はそんな思いを決して社員にさせたくありませんでした。
いかにして社員が働きやすい環境を構築していくかの課題に対し、社員ひとりひとりに対するバックオフィスの充実化と共に、いつでも自由に社員と会える、いつでも自由に出入りし仕事が出来る場の提供に力を注ぐ事にしました。
代表取締役 横野勝美
以上、横野のコメントを掲載いたしました。
今回は、ミクレニティの日本橋新オフィスのご紹介とオフイス移転の理由と実際の経緯を掲載しましたが、いかがだったでしょうか?
ミクレニティはオフィスとリモートワークと併用した働き方を行なっていますが、実際に顔を合わせて仕事や会議を行なったり、他のスタッフとコミュニケーションをとることができてちょっとした休憩もできる場所、なによりおしゃれで快適な環境で仕事ができると、自然とモチベーションも上がります。そういったことを実現するためにミクレニティは今回のオフィス移転を実行しました。
そのため、現状にとどまらず、これからもスタッフにとってより快適なオフィス環境にどんどんアップデートしていこうと考えております。
最後まで閲覧いただきまして、誠にありがとうございました!
編集:ミクミク広報・PRチーム
執筆:HRK