大規模プロジェクトの管理効率化、参謀型PMOがもたらすPM育成の成果
・大手メーカー会社における、基盤開発の大規模プロジェクト
・大規模プロジェクトは複数案件あるものの、そのPMを担える人材育成に難航していた
・組織内のプロジェクト全体を効率的に管理するために、参謀型PMOを設置してPMを育成する必要があった
PMを育成するに当たり、プロジェクト発足時にPMとして実施するタスクの整理から、プロジェクトを円滑に遂行するためのガイドラインを最構築する必要があると認識し、また組織内への浸透も促進すべきであると考えたため、それらを早急に解決すべくPMO組織環境を立ち上げることとした。
・PMO組織の立ち上げ
・大手メーカー会社の蓄積されたノウハウの引継ぎ
・各種管理プロセスの導入(進捗管理、課題管理、変更管理)とPMに対する意思決定支援
・プロジェクト管理ガイドラインの作成
・プロジェクト管理ツールの選定と導入支援
・プロジェクト発足時のPMのタスクを明確にし、プロジェクトの立ち上がりが早くなった
・現場レベルでの管理プロセスが徹底され、進捗状況、課題状況の可視化が実現できた
難易度の高かったPM育成
育成について、当然だが、人を育成していくのは改めて大変だと感じた。
PMを担おうとする人を育成すると言う事は、これまでの経験や知識もあり、素晴らしい実績や経験を持ち合わせた人を、さらなる高みへ導かなくてはならず、人それぞれで考え方も違う中で汎用性を持たせた育成方針を策定するのにとても苦労した。
そんな中、整備したガイドラインやツールを使用してプロジェクトの立ち上がりが早かった際、PMからお褒めの言葉を頂いた時はとてもやりがいを感じたのを鮮明に覚えている。